施設概要
施設の基本方針
環境負荷の少ない施設
●公害防止基準を守る取り組み
ごみ焼却施設において、燃焼過程で発生するガスについては、最新の抑制技術により有害物質の発生を抑えるとともに、信頼性の高い除去技術で除去し、公害防止基準を守ります。排水は、施設内で処理して再利用することで、敷地外へは放流しません。
資源循環に向けた施設
●ごみのエネルギーの有効利用
ごみを燃やした熱により発生する蒸気を利用して発電を行います。発電による電力は、清掃工場等で利用し、余った電力は売却します。
●省エネルギーへの取り組み
省エネルギー機器を積極的に採用し、使用する電力量を減らします。
●ごみの資源化
ごみ焼却施設から出る灰(主灰)は、セメントや人工砂等の原材料に活用して資源化を行います。リサイクルセンターにおいて、分別収集された資源物、破砕の過程で発生する鉄やアルミ等について資源化します。
安全で安定的な稼働に配慮した施設
●配置動線計画
一般家庭からの持込車と収集車の動線を分けることで、安全性を確保しました。
環境教育及び地域調和に配慮した施設
●環境教育
子どもから高齢者まで様々な見学者に対応できる見学設備、広く環境問題を学べる展示ホールや環境学習室を設置しました。
●建物のデザイン及び景観
建物はアイボリーを基調とし、やわらかな風の流れを感じさせる壁面デザインとR形状の屋根とするとともに、煙突は霞をイメージし、空との調和を図り、将来にわたって安心感のある周辺環境に配慮したデザインとしました。
施設概要
施設名称 | 水戸市清掃工場 |
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所在地 | 茨城県水戸市下入野町2100番地 |
敷地面積 | 約47,865m² |
延床面積 | 約22,458m² |
構造 | 鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造地上5階、地下1階 |
設計・工事監理 | 株式会社エイト日本技術開発 |
設計・建設 | 日立造船・極東・五洋・昭和特定建設工事共同企業体 |
運営 | 水戸環境テクノロジー株式会社 |